じゃがいもの浴光催芽はじめました

札幌も日が長くなり日中はポカポカ陽気、思う存分畑を楽しんでいるおたまです。長い冬が終わって春が感じられるとウキウキしますよね。今日は畑の土を起こすテイラーを分解修理して、無事直ったところでちょちょいと畑起こしを。着々と畑の準備が進んでいくとこれまたウキウキ気分。

さて、札幌では毎年、5月の上~中旬頃にじゃがいもの定植をします。そろそろ1カ月前になったので、昨日からじゃがいもの浴光催芽をはじめました。画像を交えながら、浴光催芽という種いもの定植準備について紹介していきます。

浴光催芽とは?

植える20~30日前から、種いもを広げて光に当てて、丈夫でしっかりした芽を育てる方法です。じゃがいもに良いことばかりなので、いもの栽培技術をレベルアップさせたいなら覚えておきたい手法。浴光育芽と呼ぶ方もいるようなのですが、わたしは読みやすい方で上の呼び方。

浴光催芽のメリット

  1. 植え付けたあとの出芽が10日前後も早まり、イモの付きがよくなる!
  2. 初期生育で発芽が揃いやすくなる!
  3. 出芽する茎が1~2本多くなる!
  4. 出芽数が多くなるから葉の面積が早く広がり、イモが肥大しやすくなる!
  5. 1茎あたりのイモの数が多くなり、巨大イモが少なくなる!
  6. 巨大イモや小粒イモが少なくなり、粒が揃いやすくなる!
  7. 茎数が多くなるので肥料吸収が良くなり、イモのデンプン価が高くなる!
  8. 暗いところで伸びた芽につきやすい、黒あざ病菌を予防できる!

と、こんなにおイモさんにとって良いことだらけなんですね。これは出来るなら当然やったほうが良い!というわけで、わたしも今年初挑戦しています。

浴光催芽の方法

用意するもの

  • 種イモ
  • コンテナ
  • 長めの角材など、棒

種イモの品種が数種類あるなら、種類ごとにコンテナは分けたほうが良いでしょう。わたしは3品種、それぞれ10kgずつの種イモを用意したので、コンテナは3つ使います。

インカのひとみの種イモ画像

インカのひとみの種イモ

人気品種「インカのめざめ」よりも小粒になりづらく、食感や味が似ている「インカのひとみ」。

グランドペチカの種イモ画像

グランドペチカの種イモ

レッドムーンの変異種で、皮は紫色、芽の周りが紅いグラウンドペチカ

マチルダの種イモ

マチルダの種イモ

スウェーデン産の馬鈴薯で実が白っぽいマチルダ初代ガンダムで好きな女性キャラはマチルダ・アジャンさん。というネタのためにマチルダを用意したわけではなく、美味しいと評判なので栽培してみるかと。

手順1 種イモをコンテナに移しましょう

種イモを注意深くコンテナに移していきます。コンテナに入れたイモが深さ15cm以上重ならないようにしますが、カラーコンテナは深さ30cmほどの物が多いので、半分以下の深さなら問題ないでしょう。カラコンの底は通気性の良いメッシュ状のものが望ましいです。

コンテナに入れたグランドペチカ

コンテナに入れたグランドペチカ

コンテナに入れたインカのひとみ

コンテナに入れたインカのひとみ

マチルダさんは連邦カラーの黄色いコンテナ!

マチルダさんは連邦カラーの黄色いコンテナ!

こういう感じでコンテナに種イモを入れます。品種ごとにわかるよう、名前を書いておきましょう。マチルダさんは連邦カラーを連想させる黄色いコンテナにしてみました。ペチカ・ひとみ・マチルダってなんか全部女性の名前っぽい。

グランドペチカの芽が幾つか取れちゃいました。コンテナに移すときは慎重に。

グランドペチカの芽が幾つか取れちゃいました。コンテナに移すときは慎重に。

コンテナにイモを移すのは慎重にと言ったのは、このように芽が取れちゃうことがあるからです。わたしは今回この3つだけ芽をダメにしてしまいました。注意深くやらないともっと犠牲は増えるでしょう。

手順2 コンテナを日当たり・風通しの良い場所に並べましょう

コンテナに入れた種イモを日がよく当たって風通しの良い場所に置いておきます。

コンテナに入れた種イモを日がよく当たって風通しの良い場所に置いておきます。

コンテナに移し終えたら、日の良く当たる風通しの良い場所にコンテナを並べます。この時、コンテナ内全体に日が当たりやすいよう、長めの棒にコンテナを載せて太陽に向けて傾けてあげるとなお良いです。写真では棒がありませんが、今は角材に片側を乗っけて傾きをつけています。

手順3 夜の気温が低い日や雨の日は室内に取り込みましょう

低温、雨が当たる心配のない軒先などがあれば、外に置いておいても大丈夫です。野ネズミが住んでいるのであれば、食べられる場合もあるので、夜は室内のほうが無難かも。

手順4 1週間おきに天地返しして、下のイモが上に来るように場所を入れ替えましょう

30日前から浴光催芽を始めるなら4回、20日前から始めるなら3回程度の作業です。イモにむらなく日を当ててあげるのに必要な作業なので、面倒くさがらないように。

このような手順で、天気の良い日は毎日陽にあてていきます。基本的には出したり取り込んだりするだけで、たまに天地返しするだけなので少量なら簡単ですね。ぜひお試しあれ!

おまけ写真集

ゲジゲジの画像

イモの箱に住んでたゲジゲジ

種いもの箱にゲジゲジが住んでました。左下のやつ。

ゲジゲジの画像

取手から逃げようとするゲジゲジ

写真を撮ってると箱の取手から脱出しようとしてる。ゲジゲジも元気に動き回る時期になってきたんだとしみじみ春を感じます。

マチルダさんのへその緒

マチルダさんのへその緒

マチルダさん、イモの茎についていた時のへその緒みたいなのが残ってました。マチルダさんのへその緒というネタで写真を撮りたかっただけ。

今シーズンじゃがいも栽培をする方は、北海道なら時期もちょうど良いですし、種イモを買ったらぜひ浴光催芽にチャレンジしてみてください。2日目から芽がしっかりしてきた様子を観察出来ました。細長くならずどっしりした感じになってきています。また写真撮ったら載せますね。

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