NHKドラマ「限界集落株式会社」第4話の感想まとめ

もうすっかりNHKドラマのテレビ放送も終わり、ブームは去ってしまった頃でしょうか。日本のブームってあっという間に過ぎ去って、皆さん驚くくらいそんなんあったっけ?と言わんばかりに記憶から抜け落ちますよね。ブームの到来と終わりにはいつも呆気に取られてしまうおたまです。

さてさて、放送も終了したドラマの感想を書いてブームを少しでも生き長らえさせようという試み。第4話の感想をネタバレ込みで書きます。

目次

  • 自然災害に一々挫けていられない農家の仕事
  • 古い品種の野菜が見直されることもある
  • 生産の現場は何を目指すかを間違えると大変かも

この3本でお送りします。

自然災害に一々挫けていられない農家の仕事

第3話後半から第4話前半にかけて、豪雨が止村を襲う場面が描かれていましたね。村の農家たちの団結力が素敵だと前回紹介したような話が、実際にある話なんだとたまたま身近に感じたばかり。

実は北海道の伊達市に就農した友人がいます。昨日から今日にかけて、大雨と風がひどく、心配になって電話をしてみました。「ハウスのビニール破れちゃったり、扉がなくなったなぁと思ったら10m以上先の自分の別なハウスに扉刺さってたさぁ」と言った被害があった模様・・・。うーん、ビニールが高いのも知ってるし笑えん被害状況です。

しかし友人も止村の農家たちのようにたくましかった。「ハウスの作物がホウレンソウだったからビニール破けても全部ダメになるわけじゃないし、ブロッコリーとかじゃなくてよかったよ~」だと・・・た、たくましすぎる・・・。その上、「ビニール破けても若い子たちが午後にも手伝いに来てくれるみたいだし、一日で復旧できそうだよ。」とのこと。援農隊も心強い、身近で感じる自然災害への逞しさと協力体制の素晴らしさでした。

古い品種の野菜が見直されることもある

限界集落株式会社の中では、「もちきび」がメディアを通して話題になるというストーリーが用意されていました。もちきびのような在来種、あるいは伝統野菜のようなものの価値が見直される風潮は最近、現実の日本でも感じられることですね。栽培する人が減ると、保存しようと伝統野菜の復権に力を注ぐ人が現れる。途絶えてしまったらそこで品種の歴史が終わってしまうかもしれませんし、伝統を受け継いでいくのは本当に大切。

わたしも伝統野菜とは少し違いますが、固定種という種から野菜を栽培しています。これがまた美味いんですね。種の生命力が強いんでしょうか、ピーマンなんか厚さが全然違って、手前味噌ですがもうスーパーで買えませんよ。在来種、伝統野菜、固定種などは家庭菜園にも心からお勧めします。

生産の現場は何を目指すかを間違えると大変かも

第4話の後半では、限界集落株式会社はもちきびの大ヒットで殺到する注文に大忙し。ヒットは年をまたいで続き、作付を増やして注文に応えるスタイルで売上を伸ばしていきます。でもこれってどうなんでしょう?村人は幸せなんでしょうか?というテーマが提示されています。

このテーマに対する回答が最終回のメインと言っても良いので、そこは次回に預けます。わたし個人としては、地方が活性化される功罪の「罪」の部分のほうが強く感じられました。ドラマの構成からはという話で、現実の地域おこしが必ずこういう結果に行き着くわけではないとも感じます。でも、木次乳業という会社の創業者・佐藤忠吉さんが「地方はグローバル化の波に無理に乗らず沈静化すべし」と著書に書かれていたのを思い出しました。

農業にかかわらず、何らかの生産現場である地方は、自分たちがどういう幸せを目指しているかを考えて、地域おこしが本当に必要かを自分たちで選ぶべきなんじゃないかな。地方創成とかいう言葉もありますが、すでにある程度創成されて地域が続いてきてるんだから、必要ないとか言い出す地方が出てきたほうが健全な気さえしますけどね。

冒頭でブームと言うものについて触れましたが、消費者視点でも日本のブームの短さはよく実感できるはず。地方創成もバッと無駄金使ってサーッとブームが去ることでしょうから、骨太なことがしたい地域は、自分たちで一過性じゃない仕掛けを何かやった方が良いんじゃないでしょうか。良い発想が地域から出てこなければ、それこそ地域おこし協力隊の方と協同で考えてみるとか。こういうことを色々と考えさせられるドラマでした、限界集落株式会社!まだ最終回の感想が残っているので、あとはそっちに預けて今日はこの辺で~。

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